ワールドカップ北中米大会グループF第2戦・日本vsチュニジア(6月21日日本時間13時・メキシコ・モンテレイ)が3日後に迫りました。エースの久保建英(レアル・ソシエダード)が左膝負傷で欠場確実な今、最大の関心事は「誰がスタメンに入るか」です。森保監督はまだ公式発表をしていませんが、ファンや専門メディアの予想を総合すると、ある一つの「サプライズ先発」が浮かび上がってきました。
チュニジア戦スタメン予想一覧(6月18日現在)
あくまでも専門メディアやSNS上の予想をまとめたものです。公式発表は試合当日に行われます。
GK:鈴木彩艶
オランダ戦で近距離からのシュートをセーブするなど2度のビッグセーブを見せた正守護神。出場は揺るぎないという見方が大多数です。
3バック:谷口彰悟・板倉滉・伊藤洋輝
オランダ戦と同じ並びが濃厚との見方が多く、大きな変更はないとみられています。オランダ戦の途中から出場した冨安健洋が3バックに入る可能性も一部で指摘されていますが、長期離脱明けのため慎重な起用が予想されます。
右ウイングバック:菅原由勢
オランダ戦では75分から出場し、右サイドを活性化させました。チュニジア戦での先発起用を推す声が多く出ています。
左ウイングバック:中村敬斗
オランダ戦で鮮やかなカットインシュートで同点ゴールを決めた左の切り札。コンディションに問題がなければ継続先発が有力との見方が広がっています。
ボランチ:佐野海舟+鎌田大地
オランダ戦と同様の組み合わせが基本とみられています。ただし、鎌田のコンディションが「100%ではない」との情報も一部にあり、田中碧が入る可能性も残っているという声もあります。
1トップ:小川航基(急浮上)
本来の1トップ候補は上田綺世ですが、上田は別メニュー調整が続いており、コンディション不安説が出ています。オランダ戦で値千金の同点ヘッドを決めた小川航基の先発が急浮上しているという予想が複数の専門メディアで出ています。
最大の注目ポイント:右シャドー(久保の代役)は誰か
ここが最も議論を呼んでいるポジションです。
【有力候補①:鈴木唯人(フライブルク)】
オランダ戦翌日の練習後に取材陣へ「もちろん(コンディションは)徐々に上がってきている」と語った鈴木唯人。オランダ戦ではベンチ入りしたものの出番は訪れませんでしたが、ベンチから久保と前田大然のシャドーとしての動きを自らに重ねながら観察していたといいます。鈴木はベンチで、ガクポのマークに奔走していた久保の役目について「相手の選手がキーマンで、あれをやろうという話は練習からしていた」と語っており、次の試合での起用を想定した準備を怠らなかったことが伝わってきます。
SNS上では「チュニジア戦は鈴木唯人先発では」という声が急上昇しており、「久保の代役ではなく自分の色を出せる選手」「骨折明けとは思えない運動量」と期待のコメントが並んでいます。
【有力候補②:伊東純也(ヘンク)】
オランダ戦では66分から出場し、圧倒的なスピードで右サイドを突破。終盤の同点ゴールにつながるCKを獲得したのも伊東の推進力からでした。「右シャドーに伊東がそのまま入るのが自然」という見方もあり、鈴木唯人と二分する状況です。
【有力候補③:堂安律(フランクフルト)】
オランダ戦をフル出場した堂安律は疲労面での懸念もありますが、攻守両面での貢献度は高く、「温存してチュニジア戦に全力」という起用プランを推す声もあります。
カタールW杯の「コスタリカ戦の悪夢」を繰り返すな
チュニジア戦のスタメン選考にはもう一つの重要な背景があります。2022年のカタールW杯でも、第2戦のコスタリカ戦で主力を温存してターンオーバーを敢行した結果、0-1で敗戦。グループステージ突破に大きな危機を招いたという苦い記憶です。
今大会は参加国数が48チームに拡大され、グループステージの3位でも決勝トーナメントに進める可能性がありますが、日本はチュニジア戦で勝ち点3を取れれば突破に大きく前進します。そのため、過度なターンオーバーは避け、勝ちに行くメンバー構成を取るという見方が大勢を占めています。
チュニジアは「監督解任の内部崩壊」状態で臨む
スタメン予想と合わせて知っておきたいのが相手の状況です。チュニジアはアフリカ予選を9勝1分の無失点で突破した堅守がベースのチームですが、初戦のスウェーデン戦ではその守備が崩壊し1-5の大敗を喫しました。さらに試合直後に監督を電撃解任するという異常事態が発生。W杯期間中の監督交代は28年ぶりで、チームは暫定体制で日本戦に臨みます。
精神的に動揺した状態の相手に対し、久保不在でも「誰が出ても勝てる」という層の厚さを見せられるかが、日本にとっての真の勝負所といえます。
最注目は「鈴木唯人のW杯デビュー」
専門メディアやSNSの予想を総合すると、最も読者の想定を裏切る「驚きのスタメン」として浮上しているのが鈴木唯人の先発起用です。鎖骨骨折から間に合わせてW杯入り、オランダ戦でベンチから学んだ準備、「リスペクトしすぎてはいけない」という強気の発言──すべての要素が揃ったとき、チュニジア戦の主役は意外な顔になるかもしれません。
公式スタメン発表は試合当日に行われます。新情報が入り次第、追記します。