W杯2026グループB第2節、カナダ対カタール戦(6月18日)で、カタールMFマディボのタックルを受けたカナダMFコネが脛骨・腓骨の2か所を骨折する大けがを負い、会場は騒然となりました。全治4〜5か月とも報じられており、残りのW杯出場が不可能になったとの声も上がっています。試合はカナダが6-0で圧勝しW杯初勝利を挙げましたが、コネの悲劇が試合の明暗を大きく覆い、試合後には両軍が衝突する事態にまで発展しました。

マディボのタックルとは?その瞬間に何が起きたか
後半6分(現地52分)、カナダMFコネが自陣でボールを持った際、カタールMFマディボが勢いよく飛び込んでプレスをかけました。タックル自体はボールにいこうとした動作に見えましたが、不運にもコネの脚を蹴る形になり、コネの脛骨と腓骨が不自然な角度に曲がりました。
ピッチサイドのマイクには「彼の足が折れた」という叫びが響き、両チームの選手・スタッフが一斉に集まり会場は異様な静寂に包まれました。DAZNで解説を務めた福田正博氏も「骨折している感じですね」「足が違う方向へ曲がっているような感じでしたよね。そんな激しさには見えなかったですけどね」と驚きをあらわにしたといいます。
当初イエローカードだった判定はVAR確認後にレッドカードへと変更。カタールはこれで2枚目のレッドカードとなり、9人での戦いを強いられることになったという声もあります。

コネの容態と全治は?
イタリアの著名サッカー記者ファブリツィオ・ロマーノ氏はXで「コネは腓骨と脛骨の骨折が確認された。現在、母親のスザーヌさんとともに手術に向けて病院にいる」と報じたとされています。全治4〜5か月の可能性があるとされており、残りのW杯出場は絶望的とみる声が上がっています。
カナダのジェシー・マーシュ監督は試合後の会見で、「私たちの目の前で起きたんだ。骨が折れる音がみんなに聞こえたよ」と生々しい状況を振り返ったといいます。

マディボの謝罪と「同情論」
試合後、マディボはカナダのロッカールームを訪れ、コネ本人に直接謝罪したことがマーシュ監督によって明かされました。監督は「意図的にひどいタックルをしたとは思えないし、彼を責めることはない」と故意ではないという見解を示しています。
一方、マティボのインスタグラムには試合中からコメントが殺到。「君はたった今、我々の最も重要な選手のW杯を終わらせた」という批判も一部見られましたが、大半は同情や理解を示す声だったといいます。「わざとではないことは誰もが理解している」「アクシデントだ、気を強く持て」などのコメントが多数寄せられたという声もあります。

試合後の両軍衝突騒動
コネの重傷とレッドカード2枚という荒れた展開もあり、試合後には両チームの選手・スタッフが揉める事態に発展しました。英BBCは「一部の選手とスタッフの間で衝突が起き、感情が激しく爆発した」と報じたとされています。
カタールのベンチがレッドカード判定に抗議して騒ぎを起こしたことについて、一部の識者からは「骨折させる明らかなファウルがあったにもかかわらず、判定に抗議したのは理解できない」と苦言を呈する声もあります。
カナダは試合に6-0で勝利し、エースのジョナサン・デイヴィッドがハットトリックを達成。途中出場のMFサリバはゴール後にコネの背番号8のユニホームを掲げ、会場は拍手に包まれたといいます。それでも喜びよりも悲しさが残る1勝だったという声は多く、SNSでも「コネの回復を願う」投稿が相次ぎました。

今後の行方
W杯2026カナダ対カタール戦は、コネの骨折・退場者2名・試合後の衝突と、スポーツの残酷さと人間ドラマが凝縮された一夜となりました。マディボの行為が故意かどうかをめぐっては「アクシデントだ」という見方が大勢を占めているとされますが、コネの長期離脱は避けられない見通しです。今後の容態や手術の結果が注目されます。
新情報が入り次第、追記します。