ワールドカップサッカー

土俵際3点モドリッチ5度目W杯「ハーフタイム投入の秘策」W杯パナマクロアチア戦

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FIFAワールドカップ2026(北中米大会)グループL第2節が6月24日にカナダ・トロントのBMOフィールドで行われ、クロアチアがパナマを1-0で下した。初戦でともに黒星を喫した両チームの一戦は、負けた方がグループステージ敗退確定という「崖っぷちマッチ」となった。クロアチアのズラトコ・ダリッチ監督のハーフタイム采配が試合を動かし、土壇場での3点獲得に成功した。

クロアチア1-0パナマ│試合結果

  • 試合日:2026年6月24日(日本時間)
  • 会場:BMOフィールド(トロント、カナダ)
  • スコア:パナマ 0-1 クロアチア
  • 得点:アンテ・ブディミル(後半9分)

前半はスコアレス│堅守パナマが互角の展開

前半はパナマが持ち前の組織的守備でクロアチアの攻撃を封じ、チャンスを作らせない展開が続いた。クロアチアはルカ・モドリッチとマテオ・コヴァチッチがボールを握るも、パナマが5バック気味に守備ブロックを形成し、決定的な場面を作れなかった。

一方のパナマも反撃を試み、MFカルロス・マルティネスがシュートを放つなど、いくつかのチャンスを創出。リヴァコヴィッチGKへの前半のシュート数はパナマ1本、クロアチア2本(枠内1本)と、両チーム合計で3本という低調な前半となった。

パナマ代表はガーナ戦に続き今大会2試合で得点なしと、攻撃面の課題が浮き彫りとなっている状況だ。

ブディミル途中投入→55分に決勝弾│ダリッチ采配が的中

前半を0-0で終えたクロアチアのダリッチ監督は、後半開始からペタル・ムサに代えてアンテ・ブディミルを投入するという大胆なハーフタイム采配を見せた。さらに守備の要であるヴルサリコ・グヴァルジオルを下げ、より攻撃的な選手をピッチに送り込むという思い切った交代策に出た。

すると後半9分(55分)、この交代が即座に結果として表れる。クロスをファーサイドでフリーになっていたブディミルが合わせ、ゴールネットを揺らした。スペインリーグで3シーズン55ゴールを記録するなど34歳にして全盛期を迎えているという声もある「秘密兵器」がここぞの場面で仕事をした形だ。

パナマは2大会連続グループ敗退確定

1-0のリードを得たクロアチアに対し、パナマは必死の反撃を試みた。ムリージョが立て続けにシュートを放つなど、クロアチアGKリヴァコヴィッチを脅かしたが、世界屈指のGKが立ちはだかって完封。パナマは2018年ロシア大会に続き、2大会連続でグループステージ敗退が確定した。

クロアチアは勝ち点3を獲得し、グループL3位に浮上。首位のイングランドとガーナ(ともに4点)には及ばないが、最終節のガーナ戦に勝利すればラウンド32進出の可能性がある。40歳のモドリッチが5度目のW杯で存在感を示し、グループ突破への希望をつないだ。

クロアチアの次戦│グループL最終節

クロアチアは次節(第3節)でガーナと対戦する。勝利すればラウンド32進出が濃厚となるが、イングランドの結果次第では引き分けでも突破の可能性が残るという声もある。ルカ・モドリッチ率いるクロアチアが悲願のW杯制覇に向けて生き残れるか、注目が集まる。