2026年北中米ワールドカップ、グループF第1節の日本対オランダ戦(6月14日・ダラス)で、オランダ代表FWメンフィス・デパイによる危険プレーが物議を醸しています。後半38分、デパイが谷口彰悟の顔面に突進した場面は、試合後も国内外で大きな反響を呼び続けています。「イエローで済んだのはおかしい」「レッドでは?」という声がSNSを中心に広がっています。
メンフィス・デパイの問題の場面はこれ【動画・画像】
後半38分、2対1でオランダがリードしていた場面でのことです。途中出場したデパイがルーズボールを競り合う際、高く飛び上がり、肩から谷口彰悟の顔面に正面から突っ込む格好となりました。谷口はその衝撃でグラウンドに倒れ込みました。
主審(アメリカ出身のエルファス氏)はイエローカードを提示。VARも介入しませんでした。
何が問題とされているのか
今回のプレーで論点となっているのは、大きく2つです。
① イエローではなくレッドカードが相当だったのでは、という点
サッカーの競技規則では、相手選手に対して「過剰な力」や「残虐な行為」を用いた場合、一発退場(レッドカード)の対象となります。スローモーション映像では、デパイが体をひねりながら肘と上腕で谷口の顔面に強い衝撃を与えたように見える、という指摘があります。
② VARが介入しなかった点
今大会のルールでは、2枚目のイエローカードに対してVARが介入できるケースが拡大されています。しかし今回は1枚目のイエローであり、VARによる「レッドカードへの格上げ」は対象外だった可能性が高いとみられています。ただし、「それでも確認すべきだった」という声は少なくありません。
ネット・ファンの反応
このシーンの動画はSNSで瞬く間に拡散。Xでは570万回以上の再生回数を記録したポストも登場し、世界規模で話題となっています。
日本のファンからは「これでイエローはさすがにおかしい」「顔面に肘で突っ込んでレッドじゃないのか」といった声が上がっています。
海外でも批判の声は相次ぎました。オーストリアの公共放送ORFの元審判員トーマス・シュタイナー氏は「これはサッカーとは関係ない。筋骨隆々の腕で力いっぱい日本選手に向かっていっている。私ならレッドを出していた」と激怒。ベルギーの著名解説者フィリップ・ヨース氏も「彼は谷口しか見ていない。本当に馬鹿げたファウルだ」とコメントしています。
またオーストリアの大衆紙「クローネン・ツァイトゥング」は「悪質ファウル!これはサッカーじゃない」という見出しで報道するなど、欧州メディアからも厳しい目が向けられています。
デパイは過去にも同じようなことがあった?
デパイは2014年ブラジルW杯、UEFA EURO 2020、2022年カタールW杯と長くオランダ代表の主力を担ってきた選手で、今大会でもエースナンバーの10番を背負っています。
過去の荒いプレーについて、確実に事実確認できる情報は現時点では限られており、「過去にも危険プレーがあった」と断定できる具体的な事例は未確認です。ただ、今回の件を受けて「以前からこういうプレーをする選手だ」という声も一部でみられており、今後さらに検証が進む可能性があります。
まとめ
2026年W杯 日本対オランダ戦で起きたメンフィス・デパイの谷口への顔面突進プレーは、イエローカード1枚という判定に対し、国内外から「レッドでは?」という声が続出しています。元審判や有名解説者からも批判が相次いでおり、VARがスルーした判断の妥当性についても議論が続いています。今大会でも注目を集めるデパイのプレーに、引き続き視線が集まりそうです。
新情報が入り次第、追記します。