イオンモール熊本の爆発事故では、地震後に一度避難していた雑貨店「ハビタ」の従業員2人が、売上金を金庫へ戻すために店内へ戻り、その後の爆発に巻き込まれて死亡したことが大きな波紋を呼んでいます。運営会社も「売上金を金庫へ入れてほしい」との指示があったことを認めています。
こうした中、ネット上では「売上金はいくらだったのか」「10万円も無かったのではないか」といった情報も拡散されています。しかし現時点で、運営会社や捜査機関が売上金の具体的な金額を公表した事実は確認されていません。本記事では、売上金を巡る情報と現在判明している事実を整理します。
売上金はいくらだったのか 「10万円も無かったと店員が暴露」
イオンモール熊本爆発事故を巡り、SNSや動画投稿サイトなどでは「売上金は10万円も無かった」「わずかな現金のために従業員が戻された」といった情報が拡散されています。しかし、報道機関が確認した情報として公表しているのは、ハビタ側が従業員に対し「売上金を金庫へ戻してほしい」と指示した事実であり、売上金の具体的な金額までは明らかになっていません。
また、「10万円も無かったと店員が暴露した」という情報についても、主要報道機関の報道や会社側の説明では確認できておらず、真偽不明の情報として扱う必要があります。現段階で確認されているのは、避難後の従業員に対して売上金を金庫へ戻すよう求める指示が出されていたことだけです。
そのため、今後の焦点は売上金の額そのものではなく、地震発生後に避難を完了していた従業員を館内へ戻す判断がなぜ行われたのか、そしてその指示系統に問題がなかったのかという点に集まっています。
売上金を巡って何があったのか
事故後の報道によると、ハビタの営業部長は店長に対し、「もし可能であれば売上金を金庫に戻してほしい」という趣旨の連絡を行ったことを認めています。その後、避難していた従業員らが館内へ戻ったとされます。しかし、その直後に爆発事故が発生し、従業員2人が犠牲となりました。
売上金はいくらだったのか
多くの人が気になっているのが金額です。しかし現在までに、
売上金の具体的な金額は公表されていません。報道各社も、
- 売上金が存在していたこと
- 金庫へ戻すよう依頼があったこと
は伝えていますが、
- 何万円だったのか
- 何十万円だったのか
- 何百万円だったのか
といった詳細は明らかにされていません。そのため、ネット上で出回っている金額情報には注意が必要です。
ハビタの会社概要・業績まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ハビタ |
| 本社所在地 | 熊本県熊本市南区 |
| 事業内容 | 化粧品・生活雑貨小売業 |
| 店舗数 | 14店舗(2026年2月時点) |
| 従業員数 | 70人(2026年2月時点) |
| オリジナルブランド | Lubicon(ルビコン) |
| 売上高(年商) | 10.7億円(2025年9月期) |
| 将来目標 | 2032年に売上高100億円達成を目標 |
| ビジネスモデル | 自社製造・自社販売(SPA)モデルを展開 |
| 代表取締役 | 上野景真氏 |
「命に代えられるものではなかった」
事故後、ハビタ側は遺族へ謝罪しました。営業部長は取材に対し、「本当に今考えると、命に代えられるものではまったくなかった」と述べています。 また上野景真社長も、「弊社の2人の従業員の尊い命が失われる結果となりました」として謝罪しました。会社側は売上金を戻す判断自体が誤りだったとの認識を示しています。
遺族の訴えと会社側の対応
大竹さんの通夜では、ハビタの幹部が参列し謝罪しました。一方で、母親は「会社は真実を話してほしい」と訴えており、会見内容と食い違う点があるとの指摘も遺族側から出ているとされています。同社をめぐっては、運営元とされる同仁グループのウェブサイトが事故後に閲覧できなくなったとの情報もあり、この点は未確認情報として扱う必要があります。
ネットでは厳しい意見も
今回の事故を受け、SNSでは厳しい声が相次ぎました。特に、「地震直後になぜお金を優先したのか」「危険な状況で従業員を戻すべきではなかった」といった意見が多く見られます。一方で、「当時は地震直後で危険性を正確に把握できなかった可能性がある」という指摘もあり、事故当時の判断を巡る議論が続いています。
まとめ
ハビタの売上金は、イオンモール熊本爆発事故の中で最も注目されたキーワードの一つとなりました。ただし現在のところ、売上金の具体的な金額は公表されていません。
一方で、会社側が「売上金を金庫に戻してほしい」と依頼していたことや、その判断を後に誤りだったと認めていることは報じられています。事故の詳しい経緯や責任の所在については、今後の調査結果が注目されています。新情報が入り次第、追記します。